シングルサインオンの3つの製品

シングルサインオンとは、会社内で複数のコンピュータを使用する場合初めの1回だけIDとパスワードで認証を行うと、次に使うコンピュータではログイン認証の必要がなくなるためのサービスです。

このサービスを使うことで、複数の社員が同じパスワードを使うためにメモ書きして保存することがなくなり、パスワードの漏洩がなくなるのでセキュリティ上での不安が解消されます。

また、逐一ログインをする必要がなくなることが業務の効率化を図り、パスワードに関して対応する人員の削減ができるなどのメリットもあります。

シングルサインオンにはいくつかの方式がありますが、その中でよく用いられているのが「SAML」というものです。

それはユーザーがwebにアクセスする際、webはIdpという所に認証要求をしユーザーの使っているパソコンなどにログイン画面を表示させます。

その認証が成功すればユーザーはwebにアクセスできるという流れになっていて、2回目からは自動的にログインができるという仕組みになっているものです。

そのような方式に対応する製品は3つあり、その1つは「Onelogin」です。

米国で開発しされ、1ユーザーに付き2ドルから8ドルと有料ですが14日間のお試し期間があり、4ドル以上だと日本語にも対応しています。

2つ目は「Oracle IDCS」で、米国で開発され30日のお試し期間が設けられていて100アカウントまで登録ができます。
3つ目は日本で開発された「SKUID」で、一部を除き無料で使用ができスマホアプリにも対応している製品です。