トヨタ生産方式!7つのムダとは
トヨタ自動車を世界一の存在に引き上げたトヨタ生産方式が、カイゼンとジャスト・イン・システムです。
そのうちカイゼンは、世界的な企業にも注目されており、日本語のカイゼンのままに「KAIZEN」と呼ばれています。
カイゼンは生産システムの中で悪いところを良くしていきますが、実はこれだけではありません。
良いところも悪くなると想定して常に良くなるように取り組むことも含まれており、悪い部分と良い部分を常にカイゼンすることで生産効率を上げていきます。
中でもよく知られているのが、7つのムダを減らす活動です。
生産工程における加工・在庫・不良品・手持ち・作りすぎ・動作・運搬での無駄をなくし生産効率を向上を目指します。
この7つのムダとりは、トヨタ生産方式で重視されている4つの手法に含まれています。
カイゼンにより現場の作業効率を良くすることに加えて、問題の見える化で関係者全員と課題を共有します。
また問題の原因を見つけ出して1つに対して5つのなぜをぶつけ、表面的な対策だけではなく根幹にある原因を見つけだします。
最後の手法は、先程触れた7つのムダとりになります。
常なるカイゼンをモットーとするトヨタ生産方式は他業種からも注目を集めており、多くの企業で導入への取り組みが進んでいますが、業種や企業規模、業務内容に合わせて最適化しなければなりません。
導入のさいには、生産システムや作業内容を可視化するソフトウェアを利用することが多くなっています。